天井を木目クロスにして後悔?気になるメリット・デメリットを対策法を交えて徹底解説!

天井の木目クロスは、天井全体を木目にしたり、一部を木目にするなど木の質感を楽しめるインテリアの方法です。

天井の木目クロスは部屋をおしゃれな空間にしたい!木のぬくもりや落ち着いた空間にしたい!という方におすすめです。

でも普通は壁と一緒にしがちな天井ですが、どんなメリットがあり、デメリットがあるのでしょうか。

木目クロスは質感や模様、色調など幅広く選ぶことができる反面、質感や模様などが広すぎるがために何も考えず自分の思うままに選ぶと後悔することにつながりかねません。

木目クロスは張り替えられるとはいえ、張り替えるとなるとお金もかかりますし、いろいろと大変。

決して安くない材料費やかけてきた時間を無駄にしないためにも失敗しない方法をご案内しますね。

天井の木目クロスについて、理解をしていい点わるい点両方からの広い視野で大切なお家のインテリアを考えていきましょう!

目次

そもそも天井の木目クロスとは?

普通は壁と同じ白いクロスだったりするお部屋が一般的に多いです。

そこに木目のクロスをもってくるという発想が、やはりおしゃれなというか独創的というか、インテリアに対する思い入れ、きもちが強めな方が行き着く答えのような感じがします。

木というのは自然から生まれたもので、その模様や色調、木の質感などがわたしたちの心に親しみと安らぎを与えてくれます。

また、一言でいうと「木」という事になりますが、木目クロスというのはデザインや色味も非常に豊富ですので、あなたのイメージに合わせて幅広くインテリアをコーディネートすることができます。

フロア全体を木目クロスにするのもいいですが、フロアの一部を木目クロスにすることによりその空間にアクセントをつけることができ、よりおしゃれな空間を演出することができます。

そもそも木の質感などを感じたいのであれば、本物の木を板張りにするといいわけですが、本物の木は高くて・・。

そこまで高くなくてもいい、本物の木にこだわらない、たくさんのクロスの中から自分のイメージに合うものを選びたい、インテリアと合わせたい!という場合は木目クロスをおすすめします。

このように手軽に木質感を楽しむことができることが木目クロスの醍醐味です!

天井の木目クロスのメリットは5つ

木目クロスを貼ることのメリットは大きく分けて以下の5つのポイントがあります。

おしゃれな空間にしたい・板張りより安い・家具との色合いを楽しめたり・張替ができる・木目の感じがリビングにとても合うという点です。

リビングに何かアクセントが欲しかったり、他の人とは違うインテリアにしたいという時に木目の天井にしたいという方も多いのではないでしょうか。

でも実際には本物の木材だとすごいコストがかかってしまうんですよね。

木目クロスはインテリアのアクセントとなりながらも木材よりも手軽に挑戦できるわけです。

それでは一つずつ解説していきますね。

オシャレな雰囲気になる

ただの白いクロスだけだと何となく物足りない・・何かアクセントがほしい。

などのように、

空間に何かアクセントが欲しいという方に木目クロスがおすすめ

床材に合わせた木目クロスを天井に持ってくると空間に統一感が出たり、本物ではないけど木の質感を感じられるので一般的な白いクロスのお部屋よりもぐっとおしゃれな雰囲気を演出することが可能です。

ナチュラルな雰囲気の木目クロスはさりげない個性を主張することができます。

ご自身のイメージからピッタリな木目クロスの質感や色合いを選ぶことで完成後の生活もより楽しくなること間違いなしです。

板張りと比べると安い

天井を木目にしたい!という方は、本当は本物の木材を天井に張りたい方も多いと思います。

でも、家の建築にかかる費用は決して少ないものではありません。(お金かかる・・・)

そのような状況の中天井に木目が欲しいという方には、木目クロスが本物の木材よりも安く調達できます!

最近の木目クロスは質感や見た目が本物に近いものもあります。

費用を安く抑えられて、しかも見た目が木材とあまり変わらない木目クロスは少しでも安くしたいという方にぴったり

家具との色合わせを楽しめる

木目クロスのメリットは木目や色調の種類をたくさんある中から選ぶことができるという事です。

キッチンやリビングの備え付けの家具やカウンターやテレビボードなどの家具と天井の木目クロスとの色を合わせることで、全体的なインテリアに統一感がでたりなど大いに楽しむことができます。

また奇抜なデザインや色調などが使われない木目クロスは、自然にちかい色感で既存や新調する家具、建付けの家具と色見を合わせることができるのもメリットです。

キッチンやリビングによくある全面が板張りの素敵な家具だけど、「家具どーん!」みたいな感覚が、天井が木目クロスだと、家具と天井で色調が同じなので「家具どーん!」という感じはなく、部屋全体に統一感がでて空間に広がりを持たせることができるのもうれしいですね。

木の色調も少しトーンを落としてブラウン系だと落ち着く感じになりますし、また柔らかな色調や白めな木目調になどと自分のイメージや感覚で選ぶことができインテリアの幅が広がります

張り替えができる

木目クロスは本物の木材と比較して、張り替えやすいという点もポイントです!

人の感覚も考え方も時がたてば変わっていきます。

インテリアも買ったときは少し落ち着いた感じの色がいいかなって思っても、数年たつと今は明るい色が好きだしそんな気分♪などという気持ちってありますよね。

ですので、木目天井を貼ったときはよーく考えてイメージはしたけど、数年たち少し時間がたった時にやっぱりこの部屋には今よりも明るめの色がいいかなと思ったら比較的手軽に張り替えられるのもポイントです。

数年たてば、また新しいデザインもでてきますし、気分転換にもなりますし、部屋全体のイメージを変えることもできるので、インテリアの楽しみの幅を広げることができ生活が豊かになります。

リビングにとても合う

落ち着いた木目クロスは、生活の大部分を過ごすリビングにぴったりです。

もちろん人それぞれでキッチンだけを木目クロスになどという選択肢もありますが、おすすめなのは「リビングに木目クロス」です!

実際にリビングを木目クロスにした方の感想でも、本物の木材でもなく木目調のクロスなのに「え?以外に違和感がない」と思ったという口コミがありました。

木の模様を印刷しただけのクロスに心配なきもちを持っていたという事ですが、意外にインテリアになじむ感じがびっくりしたとのことでした。

また天井が木目調だと普通の白い天井と比べるとおしゃれになり、家に友達を招いたときなどにきっとおしゃれ!と言われると思いますよ^^

部屋がシンプルすぎる方にも木目クロスリビングをおすすめ!

部屋がシンプルすぎても木目クロスがアクセントになるので部屋全体のイメージが質素?簡素?になりにくくなるからです。

ぜひお試しくださいね。

木目クロスをリビングに採用することは、部屋にアクセントをもたせ、おしゃれな空間にしたり、自分好みの色合いで楽しめたりなどメリットがたくさんあります。

木目のナチュラルな感じやおしゃれな雰囲気を存分に楽しめる木目リビングは少し部屋にアクセントがほしい、おしゃれにしたい、人とは違う個性を出したい!部屋全体をナチュラルな感じにしたいという方にぴったりですよ^^

天井の木目クロスにして後悔?デメリットは4つ

木目クロスはサンプルで見た感じと、実際に広範囲に貼った感じが違うと感じられることも多いようです。

また本物の木材ではないため、こんなはずではなかったと思うことも。

これから天井を木目クロスにしたいかたは、メリットも大切ですがデメリットの方が重要です!

人の失敗を自分の成功の糧にして慎重に選んで失敗のないよう悔いのないようにしてくださいね♪

本物の木材じゃないとはいえ、通常のクロスよりも価格が高いので見極めが肝心ですよ。

部屋が暗い印象を持ってしまう

サンプルを見たときは自分の目線よりも下で、電気の光や太陽光が十分当たった明るい部屋で見ているはずです。

その感覚で天井の木目クロスを選ぶと残念ながら失敗してしまうかもしれません。

なぜなら、天井は光があたらないから!

天井は暗くなりがちなので思っている色味よりもワントーンあげましょう

木目クロスは白いクロスよりも重い色を置きますので部屋全体がワントーン暗めになるイメージです。

ですので、自分がサンプルを見た印象の色味よりも少し明るめの色を選ぶことが部屋を暗くせず明るめにできます。

特にリビングなどの大きな空間で木目クロスを使う時は、重い色を置いてしまうと部屋全体が暗くなってしまうので、もしどうしてもシックな色にしたいという場合は、少し色味を明るめにして、家具の色をお好みの色合いにしたり、明るい照明などで部屋全体を明るく見せるのがおすすめです。

木目調とは言ってもすべてが茶色な感じではなく、白い木目調もあります。

白に近いと部屋全体の明るさが増し、逆にどんどんトーンを落としていくと当然暗い感じになります。

ご自身のイメージと実際に感じる色合いをサンプルを確認しながらイメージしたり、インテリアコーディネーターなどのプロに聞いてみたりインターネットの画像口コミなどを参考にするといいでしょう。

圧迫感を感じてしまう

やはり木目クロスは、普通の白いクロスよりもどうしても色が暗くなりますので、狭く感じたり圧迫感を感じてしまう方もいます

もちろん気になる方もいれば気にならない方もいますので、人それぞれという事になります。

ただ、一般的に天井が高くなく、部屋全体の広さがあまりない場合は、必然的に圧迫感を感じてしまうかもしれません。

それは木目クロスがワントーン暗めの色だった時になります。

圧迫感を感じるか感じないかは人それぞれの感じ方でもありますが、やはり部屋全体の広さや天井の高さを考慮し、木目クロスの模様や色合いを少し明るめのものにすると圧迫感を抑えることができます

天井を暗い色にすると通常よりも20%低く感じるといわれている

もしイマイチイメージがつかめないという時には、インテリアコーディネーターさんやプロの方に相談するのもいいでしょう。

高級感が板張りと比べると落ちてしまう

木目クロスは、見た感じは木ですが、質感は木よりも劣ってしまいます。

木と横に並べると、やはり本物の木には勝てません

それはそうです。

でも最近の木目クロスは進化していますので、天井にある分にはよーく見るわけではありませんので本物の木のように木目調を楽しむことができます。

お値段も板張りよりも安く済みますので、予算内にも収まりやすいです。

また、本物の木とは違い手間もかかりません。

そういう点では、木目クロスの天井に軍配が上がります。

でも結果論、本物の木には質感も高級感も勝てませんので、予算が許す方は妥協せず一部を木にしてみてもいいかもしれません。

許容範囲の出費でしたら、その出費を抑えたばかりに長い目で見ればやはり本物にしとけばよかったなんて思いかねませんので。

ご自分の予算と、妥協点、イメージやこうしたいという欲求と相談してよくご検討くださいね。

通常のクロスより高価

木目クロスは普通の白いビニールクロスと比較するとお値段が2倍から2.5倍位になります。

でも、本物の木材よりは安いです。

普通の木目クロスよりは安いけど、木調を味わえる木目クロスはリビングやキッチンなどポイントをしぼり、使用する面積を狭くすればそこまで金額に影響はありません。

インテリアにアクセントをつけたい、おしゃれにしたい!木目の天井がいいけど本物は高くて手が出せない・・という場合木目クロスはおすすめですが、通常のクロスよりかは高くなるという事実は抑えておきましょう!

ただ、少し高くなるからといって妥協するのは実際に家を建てた身から考えるとおすすめできません

長期的に見て考えて、部屋全体の一部だけを木目クロスにするなどして予算内に収められるようにするといいでしょう。

普通の白いビニールクロスと比較するとお値段が2倍から2.5倍位

デメリット解消!天井木目クロスにするときに役に立つ対策法

サンプルで見たもの、自分で想像したものとちょっとイメージが違っていたなんてことも十分にありえるはなしです。

施工後に後悔しないためにも、天井木目クロスの先人たちがこうすればよかったという意見をもとにまとめました!

参考にしてくださいね。

サンプルを見て完成した部屋全体をイメージする

木目クロスを検討するときは、必ずサンプルを見て自分の中で部屋のイメージを十分してから決定するようにしましょう。

また、サンプルは小さいとイメージがしずらいのでなるべく大きめのサンプルを参考にしてみると失敗が少なくなります。

天井はもともと日が当たる場所ではありません。

木目クロスを貼ったときに明かりの下で見たサンプルよりも若干暗めに感じる

ですので、サンプルを置いてみるのではなく、同じような状況下で色味をチェックするといいですよ!

厚いタイプのクロスを選ぼう

薄いタイプのクロスですとどうしても質感がうすっぺらく、厚いクロスだとクロスのジョイント部分が目立ちにくく本物の木の質感に近くなります。

それに、厚いほうが質感がでますので、凹凸を感じますのでより本物の木に近づけることができます。

壁紙とはいえ、厚さは商品によって違います。

サンプルをきちんと確認して、厚いタイプのクロスの質感を確認すること、また厚いほうがジョイント部分(つなぎ)が目立たないので厚めのお気に入りのクロスを選びましょう!

明るい木目を選んで暗い印象を消す

先ほど天井の木目クロスが暗めだと圧迫感が増すとご説明しました。

それとは逆に思っている色よりもワントーン明かる目の色味を選ぶと「思ったのと違う」という状況になりづらくなります。

失敗しないためには、サンプルを明るい部屋で見下ろしてみるのではなく、大きめのサンプルを見上げるようにして選ぶといいですよ。

好きな色は人それぞれですが、わたし個人的には白い木目クロスがカフェ風になってとっても素敵だなと思いました。

天井が明るい木目だと部屋全体が明るくなります。

部屋を開放的にしたいか、少し落ち着いた色で落ち着いた空間を楽しむかよく考えて選んでくださいね^^

それだけではなく、カーテンや床の色や家具の色などの調和も考えることも大切です。

キッチンやリビングの天井の一部を木目クロスにして高級感をup

フロア全体を木目クロスにするのもお好みによってですが、一部を木目クロスにすることで、その場所の空間が独立してひときわ引き立ち、よりおしゃれになります!

1つのフロアでリビング、ダイニングキッチンなど部屋としては一部屋だけど機能が分かれている場合、その部分だけを木目クロスにするとアクセントになり強調されます。

一味違うフロアにしたい、もっとおしゃれにしたい!という方に高級感が増す「天井の一部を木目クロス」作戦をおすすめします。

まとめ

天井を木目クロスにすることにはメリットとデメリット両方の側面があります。

メリットをまとめると、

  • おしゃれな空間を演出することができる
  • 本物の木材は高いがクロスにすることでコストが安くなりたくさんの種類から選べる
  • カーテンや床、家具の色合いを見ながらクロスを合わせることで全体の統一感などを楽しむことができる
  • 木材とは違い比較的手軽にその時期の気分で張り替えることができて便利
  • リビングの天井に木目クロスを採用することでおしゃれで落ち着いた空間にすることができる
  • 「キッチン」や「リビング」といったフロアの一部を木目クロスにすることでコストが抑えられて、より高級感やおしゃれ度が増す!

逆にデメリットもありましたね。

  • 天井は日が当たらず暗くなりがちなので、暗めの色を選ぶと全体的に部屋が暗くなってしまう
  • 天井高さや部屋の広さによって暗いほど圧迫感が出てしまう
  • 本物の板張りが持つ高級感には勝てない
  • 通常の白いクロスなどより、価格が2倍から2.5倍となり少し高め
  • クロスはつなぎ目が見えてしまうと残念なので、厚めのクロスのほうがジョイント部分が見えづらいのでおすすめ。
  • 天井は常に目に触れるところであり、隠すものもありませんので暗めの色だと部屋全体が暗くなってしまう

といったことをご説明させていただきました。

やはり本物の木材へのあこがれは捨てられないものの同じような効果を得られてコストを抑えられておしゃれにしたい!という方にお役に立てていたら幸いです。

また、木目クロスのイメージをつかむために住宅展示場へ行こう!という方は、営業マンにつかまってしまう、そもそも住宅展示場は設定しているグレードが高いため参考にならず無駄足、その上さほど役に立たず、時間を無駄にし資料というゴミだらけになってしまう・・。

ということにご注意です!もちろんそれでもという方は止めません!(笑)

でも、時間がない中休日の一分一秒はとても貴重ですので時間の使い方も考えましょう♪

では木目クロスのメリットデメリットを把握して、あなただけの大切なお家を素敵にコーディネートしてくださいね。

プロの意見を取り入れるのも成功する秘訣です!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次